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ピーネウスの救済、シュムプレーガデスの岩 アルゴー号の航路 (紫が往路、赤が帰路)アルゴナウタイは、サリュミュデーソスの地に住む盲目の予言者ピーネウスに航海の助言を求めた。ピーネウスは、人間の未来を予言したために罰せられ[9]、盲目にされたうえ、神々はこの地にハルピュイアを遣わした。ピーネウスの食事が用意されると、ハルピュイアたちが空から飛び降りてきてこれをさらってしまう。残った食べ物も臭気に満ちて食べることができなかった。ピーネウスがハルピュイアたちから自分を救ってくれれば助言すると応じたので、彼らはピーネウスの食卓を用意した。ハルピュイアたちが食べ物を奪うと、翼を持つカライスとゼーテースが刀を抜き、これを追って飛び立った。 投資信託 ハルピュイアは、ボレアースの子供たちの手にかかって死ぬこと、一方ボレアースの子供たちもハルピュイアを追いかけて捕まえることができなかったときには死ぬことが運命づけられていた。ハルピュイアの一人はペロポネソス半島のディグレース河に落ち、その名をとってハルピュースと呼ばれるようになった。もう一人はプロポンティスを経てエキーナデス群島まできた。ここでハルピュイアは方向を変え(estraphe)、海岸で疲労のあまり追跡者とともに墜落したため、この島は「ストロパデス」と呼ばれるようになった[10]。 救われたピーネウスは、アルゴナウタイに航海の路を示し、シュムプレーガデスの岩について忠告した。シュムプレーガデスは巨大な岩と岩が激突して海路を塞ぐ難所で、岩の上方には深い霧がかかり、岩が動いて衝突する音が絶えず轟々と鳴り響いていた[11]。ピーネウスは一羽の鳩を岩の間に放ち、無事に通過できたら通っても良いといった。いわれたとおりに鳩を放つと、飛ぶ鳩の尾の端を岩が合して切り取った[12]。岩が再び引いたときにアルゴナウタイは力一杯漕ぎ、ヘーラーの助けもあって船は通り抜けることに成功したが、艫の端の部分が岩に切り取られてしまった。このとき以来、シュムプレーガデスの岩は動かなくなった。もし船が一隻でも通り抜けたときは、岩は全く動かなくなることが定められていたのである。 資産運用 [編集] アポローンとの遭遇 マリアンデューノイ人の国でアルゴナウタイはリュコス王の歓待を受けたが、この地で予言者イドモーンが猪に突かれて死に、ティーピスも病を得て死んだ。そこでアンカイオスが船の舵を取った。 テューニアス島では、リュキアからヒュペルボレイオス人のもとへ向かって海の上を急ぐアポローンに出会った。アルゴナウタイはアポローンに祈りを捧げ、アポローンが狩の幸運を授けたので、この地で得られた豊富な収穫を神に捧げた。 [編集] コルキス パーシス河に至ると、イアーソーンはコルキス王アイエーテースのもとを訪れ、金羊毛を渡してくれるように頼んだ。アイエーテースはイアーソーンに難題を課したが、アイエーテースの娘メーデイアがイアーソーンに恋して彼を助け、イアーソーンは金羊毛を手に入れることに成功した。イアーソーンとアルゴナウタイはメーデイアを連れてコルキスを脱出し、その際メーデイアは弟のアプシュルトスを殺害する。その詳細については、イアーソーン及びメーデイアの項を参照のこと。 外国為替証拠金取引 [編集] 帰路の冒険 ゼウスはメーデイアのアプシュルトス殺害を怒り、嵐を送って航路を妨げた。アルゴー船の物言う木がアルゴナウタイに助言し、彼らはリグリア海、ケルト人の国を通り、サルディニア海を経てアイアイエー島に渡り、この島に住むキルケーに罪の浄めを受けた[13]。 セイレーンのそばを通ったときは、オルペウスがセイレーンに対抗して歌い、乗組員を船に引き止めた。ただし、ブーテースひとりはセイレーンに魅せられて泳ぎ去った。アプロディーテーが彼を救い、リリュバイオンに住まわせたという。 セイレーンから逃れると、カリュブディス、スキュラ、その上に大きな火と煙が立ち上っている浮き岩が行く手に現れた。しかし、ヘーラーがテティスに命じ、海のニンフたちがアルゴナウタイを守って通過させた。 パイアーキアー人の島ケルキューラに来たとき、コルキスからの追っ手が島の王アルキノオスにメーデイアの引き渡しを要求した。アルキノオスは、メーデイアがまだ処女であればその父親に送り返し、もしイアーソーンと夫婦の契りを交わしたのであれば、イアーソーンに与えようと答えた。アルキノオスの妃アレーテーが機先を制してメーデイアとイアーソーンを契らせたため、アルゴナウタイはメーデイアを連れて出発した。 FX [編集] アフリカへ流される 嵐に見舞われ、9日間流されたアルゴー船はリビアに漂着し、砂漠の奥地まで押し上げられてしまった。ここでアルゴナウタイは陸路をとった。というのは、リビュエーの3人の娘が現れ、母親が胎内に重荷を負ってくれたのと同じ恩を報いよと助言したので、英雄たちはアルゴー船を担ぎ、渇きに苦しめられながら12日間、トリートーニス湖まで運んだ[14]。ここで海神トリートーンが船を地中海まで押し出してくれた。 [編集] クレータ島 - 帰還 クレータ島に着こうとしたところ、島の番をしていたタロースが石を投げつけて攻撃してきた。タロースはヘーパイストスがミーノースに与えた青銅人で、首からかかとまでただひとつの血脈を持ち、かかとに青銅の釘がはめ込まれていた。メーデイアはタロースを欺いて薬で狂わせた。あるいは、不死にするといってメーデイアがタロースのかかとの釘を抜いたところ、神血が全部流れ出してタロースは死んだ。別の説では、ポイアースがタロースのかかとを射て倒したともいう。 クレータ島を出て真夜中に嵐に襲われ、海路を見失ったとき、再びアポローンが現れた。アポローンはメランティオス山の背に立ち、海中に矢を射て稲妻を放った。この地で見いだした孤島にアルゴナウタイは「アナペー」(ギリシア語で「アナプトー」とは輝く火を付ける意)と名付け、アポローン・アイグレーテス(輝けるアポローン)の祭壇を建てた。 アイギーナ島に寄航すると、アルゴナウタイはこの地で水汲み競争に興じ、ヒュドロポソアの祝祭を創設した。その後エウボイアとロクリスの間を通って、イオールコスのパガサイ湾(現在のウォロー湾)に帰り着いた。 アルゴナウタイを描いた作品 FX [編集] 文学 [編集] 古典文学 『オデュッセイアー』 ホメーロスの叙事詩。紀元前8世紀ごろ成立。アルゴナウタイについて言及した作品としては、現存する最古のもの。第12書でキルケーがアルゴナウタイについて物語る。 『ピューティア第四祝勝歌』 紀元前6世紀 - 紀元前5世紀の詩人ピンダロスによる、キュレネの王アルケシラースを称える歌。『ピューティア捷利歌』とも。アルケシラースは紀元前7世紀にテーラ島(現サントリーニ島)からリビアに移ってキュレネを創建したバットスの子孫であり、バットスはまたアルゴナウタイのひとりエウペーモスの子孫だとされる。 散逸した古代の作品 古代ギリシアにおいて、悲劇詩人たちはアルゴナウタイの冒険を題材にした作品を書いていることが記録に残されたタイトルから判断できるが、完全な形で現存する作品はない。また『ナウパクティアー』(Naupaktia)、エウメロスの『コリンティアカ』(Korinthiaka)などといった叙事詩もあったらしいが、同様に散逸してしまっている。 『アルゴナウティカ』 紀元前3世紀ごろの詩人ロードスのアポローニオスによる叙事詩。アルゴナウタイを主題とした作品としては、現存するもっとも古いもの。1世紀ローマ白銀期の詩人ガイウス・ウァレリウス・フラックスの同名の叙事詩は、それを基にしたもの(一部創作、一部翻訳)。同じ1世紀のローマの詩人ウァロ・アタキヌスによるラテン語翻訳版もある。 『ビブリオテーケー』(邦題『ギリシア神話』) アポロドーロス(1世紀から2世紀の人と推定されている)による。古代ギリシアの伝承を網羅的に集めたもの。 [編集] 現代文学 現代において、アルゴナウタイを題材とした書籍は、ギリシア神話の紹介を目的としたものや児童向けあるいは絵本を含めて多岐に渡る。 物語の設定を利用した作品としては次のものがある。 『ゴールデン・フリース』 ロバート・J・ソウヤーのSF小説(1990年、ハヤカワ文庫SF)。惑星コルキスをめざす宇宙船アルゴを制御するのはコンピュータ「イアソン」という設定。 くりっく365 [編集] 映像 アルゴ探検隊の大冒険(Jason and the Argonauts) アルゴナウタイの冒険を描く、レイ・ハリーハウゼンによる特撮映画(1963年、イギリス・アメリカ) アルゴノーツ(Jason and the Argonauts) 同じくアルゴナウタイの冒険を描いたテレビドラマ(2000年、アメリカ)